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十勝は「オーダーキッチン」の家が多い?

ほぼ毎月、時には月に数回、帯広や音更など、十勝で、家を建てた方に体験談を取材撮影させていただいている栗原が感じていることの1つが

十勝って、オーダーキッチンが多い!

です。キッチンそのものが造作だったり、キッチン周りの背面収納や手前のカウンター、照明や天井、壁などに設計者や建て主のこだわり、そして職人の手作りの技が施されている、というのがむしろ普通かもしれないと感じるほど、オーダーキッチンが多い!(実はキッチンだけでなく洗面化粧台も造作が非常に多いですが、それは後日ご紹介できればと・・・)

オーダーキッチンで思い浮かぶ事例としては・・・

「間取りよりも先にキッチンの形を決めた」という奥様こだわりのオープンキッチン!キッチンと作業台、ダイニングテーブルがコの字型につながったキッチンは、天板だけでなく内部も手作り家具。幅や高さを細かく指定し、電子レンジや炊飯器などの家電もすべて中に収まっているため、雑多な生活の匂いを感じさせません。記事「コの字型キッチン」に満足度100% /帯広市N邸 ウッドライフ

「家の中で気に入っている場所ですか? やっぱりキッチンですね」
そう案内いただいたキッチンはグレーのクロスに黒のワークトップと造作の木製食器棚が映え、シックな中に優しさを感じさせる雰囲気。コンロ前のオイルガードは壁にガラスを入れ、油はねをしっかりと遮りつつ視線がリビングまで通る造りです。記事 牧草地の眺めが絶景!ナチュラルモダンの農家住宅/池田町Oさん

アンティークなデザインの腰壁やニッチ収納などは「装飾的になりすぎないよう控えめに」というオーダーキッチン。海外旅行で出会ったタイルにインスピレーションを得たという・・・
記事 記事 デザイン・性能に妥協なし 超高性能な欧風住宅/上士幌町M邸 広岡建設

奥様のセンスで全体的に「可愛い」スタイルになったという家の中で、ご主人が力を入れたのがキッチンです。可愛らしさの中に無骨さも加えたデザインに「調理中もテンションが上がります」とご主人。壁面の「見せる収納」も目に鮮やかで、食事をするお客さんにとっても心浮き立つ空間となりました。
記事 北海道・上士幌でピザとキャンプを楽しめるお宿「咲色~sairo~」

キッチンの背面収納は、タモ柾目材に真鍮の取っ手を組み合わせたこだわりの造作食器棚。「必要ない物は持たないようにしている」と食器の数も最小限のN家。余分な収納は設けず、壁面を見せてすっきりと仕上げました。天板はステンレスや人造大理石ではなく「クリスタルカウンター」を選びました。熱や傷に強く、ガラスのような透明感とお手入れの簡単さが魅力です。
記事 住宅会社勤務の経験を活かした要望満載の「家事楽」な農家住宅 帯広市N邸/イゼンホーム

キッチンには別途ダイニングスペースを設けず、タモ材で造作のカウンターを制作しました。調理場の一部のように使用することもできるため、「息子のお友達を招いて一緒に餃子を作ったこともあるんです」とMさん。並んでの作業もしやすく、人の集まる家にぴったりです。奥にある引き出し式の作業台は調理中もキッチンが広々と使えます。下にはゴミ袋やお米のストックを入れられるようになっており、指で引っかけて蓋を持ち上げる仕組みです。
記事 シックなデザイン&料理も楽しい二世帯住宅/帯広市M邸 

キッチンに入るとまず目に飛び込んでくるのが、みずみずしい若草色です。やさしい色合いのタイルともマッチした心弾むような配色は「来てくれた人によく〝癒やされる〟と言われます」(奥様)。「家族皆で並んで料理がしたい」と、広々としたL字型のキッチンにしました。家具の工房と作る、こうした雰囲気あるオリジナルのキッチンはcubeチセの得意とするところ。キッチンの形やサイズ、食器棚、換気扇、タイルにシンク……すべてをご家族とインテリア担当の末守さんがデザインしました。
記事 家族みんなで料理&ミニバレーもできるカントリーの家/帯広市M邸 cubeチセ

無駄のない機能美が際立つフレームキッチン。スタイリッシュな水栓が印象的です。あえてカウンターや板を付けず、鍋や食器を1アクションで取り出せる仕様にしました。
記事 小さいからこそ豊かな暮らし―道産カラマツの家/音更町Y邸 水野建設

キッチンは、デザイン性、収納力、お掃除のしやすさなどに優れるパナソニックの最上位シリーズ「L-CLASS(エルクラス)」を採用。キッチンの背面の壁は、レンガの壁に木製の飾り棚を設けて意匠性を高めました。デザイン重視だと、収納力などの実用性が心配かと思いきや、低い位置に食器収納の棚があり、食品庫(パントリー)も別途あるため、収納力は意外にたっぷり確保でき、整理整頓がしやすいキッチンです。造作のL型カウンターテーブルの高さは、購入する椅子の高さも念頭にプランしました。レンガの壁や黒のキッチンワークトップ、照明のセレクトなども含めシックな空間に仕上がりました。ご主人は想像以上の快適空間でいつも楽しい時間を過ごしているそうです。それにしてもおしゃれなバーカウンターのような空間に、撮影・取材スタッフも驚きを隠せませんでした。
記事 居心地のよいダイニングをデザイン /帯広・H邸/ cubeチセ

あれもこれもと書いているうちに、キリがないと気づきましたw

十勝の住宅会社は、1社だけでなく、あの工務店も、あのビルダーさんも、お客様の要望を叶えるべく、オーダーのキッチンや洗面化粧台などを積極的に提案していて、十勝エリア全体で、オーダーキッチンが頻繁に登場する住宅市場になってきた、ということかと思います。こうなるに至った要因・原因はいくつも思い浮かびます。この件に興味ある方、あるいは自社のホームページを、集客力と説得力あるコンテンツで強化されたい工務店さまは下記のフォームにご記入いただき、当社栗原までお問合せくださいw


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    栗原

    北海道住宅新聞社webメディア局マネジャー。札幌生まれ・浦河・旭川・北見育ち。編集プロダクションのライター・編集者を経て2008年に北海道住宅新聞社入社。各クライアントの魅力・特長を踏まえ、結果につながる記事、写真、サイト、動画、SNS、NET広告を展開するのが得意です。

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