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2024年3月札幌 クワザワ「住設建材フェア」(展示即売会)に行ってきました!

2024年3月7日、Webメディア局のメンバー全員で、株式会社クワザワさんが主宰する「2024住設建材フェアinほっかいどう」に行ってきました。会場は白石区・大谷地にあるアクセス札幌です。

住宅の建材・設備などを、新商品も含め一挙に見ることが出来る貴重な機会。メンバーのうち、岡崎と松永は初の来場となりました。取材でオーナーさんのお宅を拝見する機会が多い栗原・松下にとっては、性能アップされたり、デザインやカラーのバリエーションが増えた商品を見るのが目的です。今回はメンバーそれぞれが気になった商品や感想をレポートします。

YKK AP株式会社さんのブースで目に入ったのが、目隠しシート付の室内引き戸(左)と、アイアン調の室内窓。営業担当の及川さんによると、こうした室内用のガラス引き戸や窓は、テレワークスペースの普及によって、コロナ以降、急速に需要が伸びたそう。L字に窓を配置するときにも太い柱が必要なく、専用のコーナー部材でキレイに収まるのは窓メーカーならでは。

もうひとつは株式会社エープラス(a+)という、長野県に本社を置くサウナと薪ストーブを扱う会社さんのブース。今、若者の間で空前のサウナブームが起きていますが、北海道営業所(旭川)の渡瀬さん(サウナハットをかぶっている男性)によると、テント式のサウナ人気はいったん落ち着き、今は室内用が人気なのだそう。中に入ってロウリュ体験ができるのも楽しかったです。宿泊施設にこうしたサウナを入れることで、集客にもつながると需要が伸びており、渡瀬さんは住宅にもどんどん導入していきたいと話してくれました。

なんだか素敵な雰囲気に吸い寄せられて立ち寄ったのが、南海プライウッド株式会社さんの展示ブース。社名を見ても、何の会社なのかはすぐに分かりませんでしたが、収納の製造・販売を手掛ける会社さんだそう。ニッチを活用した壁付け収納、有孔ボードにいろいろなツールをひっかけておく趣味スペースなどを提案されていました。

名刺をいただくと本社が香川県高松市とのこと。松永の故郷・岡山から海を渡ったすぐのところ、創業80年超の老舗企業なのに全く存じ上げず失礼いたしました…。

出典:南海プライウッドさんのホームページより

最近のトピックスとしては、リニューアルした東京ショールーム(千代田区内神田)が好調とのこと。実寸大の間取りを再現し、家中あちこちの収納を紹介しています。実際のおうちと同じ大きさなので「自分の家にそのまま取り入れられる」と来場者から大好評!数カ月先まで週末は予約が埋まっているそうです。

断熱材「ネオマフォーム」を展示していたのが旭化成建材株式会社さん。右の写真は、外張りのネオマフォームを外張り、高性能グラスウールで充填するなどして施工した寒冷地仕様の壁の構造模型です。その性能は断熱等性能等級7でUa値は0.2!国内最高クラスの断熱壁内部を直に見ることができました。

「ネオマ、ネオマ…」と、取材や社内の会話でたびたび耳にしてきましたが、その詳細、実はよくわかっていませんでした。 ネオマフォームの特徴は気泡が小さいこと。それにより、熱が伝わりにくく断熱性が高まるそうです。また、気泡自体が穴のない膜で構成されていて中に閉じ込められた発砲ガスが抜けにくく、長い間、断熱性能を維持できるのだそう。

気泡の大きさは顕微鏡で見るレベル!気泡があるようには見えません

断熱性能は厚ければ厚いほど良いものと思っていましたが、実は使われている材質にも影響されるんですね。勉強になりました。

栗原がお!と思ったのはまず・・・

出展:写真は株式会社リーテックさんホームページ・神楽薪ストーブより

ドイツ製のアイアンドッグ Nº06 です。暖房と調理を両立する薪ストーブ。言い方は正しいか自信ありませんが、リビングのインテリアとして観た場合は、ちょっとゴツい気もします。が、頑丈な鋳鉄製。質実剛健な、末長く使う薪ストーブとしてはわくわくしますし、つい先日、別件取材でも出会い、現物を見て、いいなぁと思った次第です。

アイカ工業さん!

アイカ工業さんの製品はIEZOOMの取材でも頻繁に出会うんです。

上の3つは洗面台。下のキッチン前の壁の塗り壁材です。担当の方によると、施主がインスタで、自宅の洗面台などを紹介してくれて、そういうのがきっかけで採用が増えているんだとか。

他にもいろいろありましたが・・・。特に自然素材そっくりな外壁材、床材、内装材などのリアリティには驚かされました。あと思いのほか、出展者の方々が、控えめな接客をしているな、というのを感じました。やはり北海道人の気質なのかあまりぐいぐい行かない感じといいますか。

コロナ禍の入社ということもあり、これまで展示即売会などのイベントに参加する機会がなかったので、今回はじめてお邪魔しました。

受付では皆さんに倣って、恐る恐る名刺を渡し入場。会場内は想像していた以上に広く、ショールームのように建材が並ぶ様に圧倒されました!

建材や設備など見る機会もあまりなく、知らないことばかりだったので、ニチハ株式会社さんの鏡面仕上げの外壁材をはじめ、株式会社田窪工業所さんのおしゃれな三角屋根の物置など、「こんなものも有るんだなあ」とどこを見ても驚きの連続でした。

出典:株式会社田窪工業所さんホームページより

知らない商品に出会い、その場で見て触れられるリアルイベントの良さを体験しました。

あとは、掲示物やブース作りなどに興味があったので、見て回ることができたのも嬉しかったです。中でもサウナなど体験型のブースは印象に残っています。スーツ姿の方が多い中で、サウナハットを被ったスタッフさんはインパクトがあり、思わず近寄りたくなる雰囲気作りが素敵です。スペースの小さなブースでも、会場内の動線に合わせた展示物の配置など、細かい工夫がとても参考になりました。

普段取材や原稿制作などをしているWebメディア局メンバーですが、各ブースで商品について詳しく説明していただき、各社さんの取り組みを知って、発見、学び、感動がありました。貴重な経験を今後の制作に生かしていきたいと思います。ではでは、また☆

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