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田舎のあたたかさ…

故郷を離れて、
父や母は早くに亡くなり、
自分は独身で、
道内各地を転勤しながら
1社で勤続40年。
黙々と運送の仕事を勤めました。

定年退職して思ったのは
実家が田舎に残っているな…
仕事の宛ても知人もいないけど
朽ちてしまわないように帰ろうかな

そう思って長年住んだ札幌のアパートを引き払うとき、はじめて隣に住んでいる人と会話をしたと気づきました。

長年住んでいたのに、近所づきあいはなかったなと。

田舎に帰ってきて、自宅を掃除して、
仕事先を探していたら、隣に住んでいるおばあちゃんが

「魚を煮たよ・・・」

っておすそ分けを持ってきてくれました。自分が子どもだった時代、そして両親が生きていた頃を知っている近所のおばあちゃんの優しさ。

ああ、やっぱり田舎の人はあたたかいな、と思ったんです。

就職先も見つかりました。
浦河の神馬建設。
軽トラで資材を現場に運んだり
外壁を剥がしてボードを貼ったり…
専門用語もわからず、仕事の内容もまだ全然わかりませんが
田舎で一から仕事を覚えて、新しい生活が始まりました。

という話を先日大工さんから聞いているとき、

正直、浦河で生まれて、旭川や北見、札幌に住み、それほど遠くない時期に定年を迎えるであろう私の心にも何か感じるものはありました。

そして浦河に帰ってくる人の仕事場を提供し、第二の人生の元を作った神馬建設さんが、建て主さんにも大変喜ばれる家づくりをできていて、

そして、若手社員、大工育成も熱心に頑張っているのは、家を建ててくれたお客さんの将来にも責任があるから、という話も聞いて…。

近日、神馬建設さんの紹介記事、iezoomに載ると思います。お楽しみに。

神馬建設の大工さん採用サイト  https://jinba-kensetsu.com/

栗原

北海道住宅新聞社webメディア局マネジャー。札幌生まれ・浦河・旭川・北見育ち。編集プロダクションのライター・編集者を経て2008年に北海道住宅新聞社入社。各クライアントの魅力・特長を踏まえ、結果につながる記事、写真、サイト、動画、SNS、NET広告を展開するのが得意です。

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