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新住協北海道地区大会in旭川・その3研修会

新住協北海道地区大会in旭川、最終報告は研修会の様子です。新住協は度々、高性能住宅に関する新たな知識・技術について学ぶ研修会を開いては、会員企業同士で共有し合い、住宅技術の進歩発展に取り組んでいます。今回は会員による事例の発表と、新住協代表理事の鎌田紀彦先生の講演が組まれていました。

1 会員による事例発表 森栄建設さん

今回は会員企業による事例の発表がありました。深川の森栄建設さんのアパート事例です。

壁面に太陽光パネルを貼った省エネ住宅。光熱費固定アパートになっており、入居者募集を掛けたところ、すぐにうまったそう。光熱費高騰が続く中、ユーザーのニーズに見事に応えた、次世代型のアパートになっていて、会員さんたちも興味深々でした。

2 新住協代表理事の鎌田紀彦先生による講演

続いて新住協代表理事の鎌田紀彦先生による講演がありました。

・コストダウンを見据えた最新の床断熱仕様、基礎断熱仕様の提案

・断熱等性能等級6と等級7の比較 ~暖房エネルギーの削減効果建設コストの比較~ 

高断熱を支えるのは充実した断熱仕様ですが、断熱材も高騰を続けています。鎌田先生はコストダウンが図れて、性能も落とさない、床断熱・基礎断熱の新たな工法技術を提唱されました。

新技術の採用は、現場の理解と技術力が求められます。なかなか簡単ではありませんが、新住協会員の皆さんは、研修会で学んだ技術を持ち帰り、社内で検討して家づくりに生かしてきた経緯があります。

この工法が浸透するかはまだ未知ですが、こうした研修会を重ね、実際に取り組んだ会社のフィードバックを受けて、更に実践的な技術が形成されていきます。どんな風に進化を遂げていくのか、私たちも見守りたいと思います。

おまけ☆

会場は旭川市内のアートホテル。バスツアーを終えて腹ペコでいただいた昼食が美味しかったです。

今回、会場の出入り口付近にメーカーさんの出展の場が設けられました。私たちiezoomplusもブースを借りて、活動の内容を紹介させていただきました。この日のために岡崎が作ってくれたPR動画やパネルで、賑やかなブースになりました。写真は水色のiezoomポロシャツを着て気合十分の栗原です。いい笑顔!

こうして1泊2日の新住協北海道地区大会in旭川が終了しました。初参加だった栗原と私にとっては、沢山の学びと多くの方との出会いがあり、充実した時間となりました。新住協での学びに興味をもたれた工務店さんは、是非参加されると良いと思います。住宅技術のほかに、他社さんとの交流が生まれる貴重な場だと感じました。それではまた☆ 新住協ホームページはこちら

松下

チーフ・ディレクターの松下です。20代に出版社勤務→子育て→古巣で住宅ライター→現在に至ります。空間づくりに興味があり、半年間家づくりの職業訓練を受けた経験があり、大工さんへのリスペクト大です。今のモットーは「できません」を言わないこと。まだまだ自分を諦めずに挑戦したいと思っています。仕事を通じて住宅会社さんや、これから家づくりを考えている方たちのお役に立てると嬉しいです。

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