熱意ある工務店・建材店・専門工事業者さまの来訪!
先週、当社の事務所がある札幌まで片道200キロを工務店、専門工事会社、建材店の経営陣の方々が住宅会社のホームページ戦略について話を聞きたいという趣旨で訪れていただきました。
北海道内には、むしろ札幌よりも、地域経済が良いエリアが複数あります。
大規模農業
育てる漁業
工業団地の集積地
観光や移住の人気エリア
自衛隊の基地がある地域など・・・
そして、そういう地域では家を建てたいという需要自体は、地場工務店の設計施工力よりも多くあったりします。実力と地域の信頼を育ててきた地場有力工務店にとっては、当面の新規住宅受注には困っていないわけです。
とはいえ、若き経営者ならなおのこと、自社と地域の10年後、20年後、30年後にむけて、何か手をうつべきではないかと考えるわけです。
まず、全国大手ハウスメーカーは日本全国どこでも家を建てます。若い世代は地域の口コミ以上にネット検索で住宅会社も探すので、地元の有力工務店に気付かないということは珍しくありません。少なくとも、地場工務店にとって、自社のありのままの実力をホームページ、インスタグラム、youtubeで発信することは重要です。地元の家づくりは、アフターメンテナンスで駆け付けられる地場工務店に任せてほしい。そのための実力も身につけているのだからなおさら・・・という思いです。
また、仕事はたくさんあったとしても大工をはじめとする技能者の高齢化、減少の問題は別途あります。どうすれば自社に、あるいは地元に、若い人たちが定着してくれるのか・・・。当社を訪れてくれた3人の若手経営者たちは、これまでの取り組みも話してくれました。
3社の方々の地元は、私が子ども時代を過ごした故郷ということもあり、またその後も、漁業、畜産、町おこしなどのテーマで何度か取材に行った経験のあるエリアでもあり、ある程度土地勘のようなものがあり、そして私にとって、かなり愛着のあるエリアです。
1社は工務店さんだったので、その会社の特徴などもお聞きした上で、当社がこれまでに工務店ホームページの制作、運用の面で良い結果が出た手法などをお伝えし、ある程度、何を取り組むべきかは合意できました。
もう一社は専門工事業の方でした。また自社のことだけでなく、地域の技能者、工務店などがこの先も発展できるように、いろいろかんがえておられることがよくわかりました。
もう一社は建材店の方でした。ホームページ、インスタグラムなどの展開、そして事業自体も若手経営者らしく、住宅業界関連の周辺業務にまで視野を広げ、いろんなチャレンジをされていました。お話を伺いながらワクワクしてしまいましたが、ビジネスをどう堅実に成長させていくのかという視点で、当社もお手伝いできることはないだろうかという宿題もいただいた感じがしました。
「地域課題」「移住定住」に立ち向かうweb制作も大歓迎
元々私は、住宅業界の専門紙である北海道住宅新聞社に入社する前は、農業漁業などの一次産業、食、サービス業、働き方などのテーマで取材撮影記事書きをするような仕事をしていましたし、社内報、広報紙、新聞広告、パンフレットなどの媒体の編集などもしていました。市民グループの運営、幼稚園や流通関係、移住分野のサイト制作の経験もあります。
地域密着型の工務店経営者の方々とお話していると、一次産業や移住、定住などの課題と共に歩んでいるのを感じますし、私もそういった視点も合わせたweb戦略を一緒に考えていきたいという気持ちが強くなります。ホームページ制作には、その地域にあった、その工務店にあった適切な、優先順位をしっかり踏まえた、そして心に響くweb戦略というものがあります。
なんとなくweb制作会社に相談し、それなりの見た目、それなりの内容でホームページを作ってもらったものの、自社が向かっていきたい方向の助けにはならなかった、というサイトはたくさんあります。
そもそも自社の強みは何か
ビジネス上の課題は何か、目先の課題と将来目標は何か
web戦略を進める上で必須事項、優先順位は何か
今までうまくいかなかったweb戦略上の課題、原因は何なのか
自社でやるべき広報、外注すべき広報は何か
手間、費用、段取り・・・
検討すべきことはいろいろありますが、まずは率直なディスカッションができるとありがたいです。できれば面談で、あるいは当社が不定期で開催するセミナーで、あるいは遠いのであればzoomなどで、お会いできるのを楽しみにしています。お問合せはこちらでお願いします。
北海道住宅新聞社webメディア局マネジャー。札幌生まれ・浦河・旭川・北見育ち。編集プロダクションのライター・編集者を経て2008年に北海道住宅新聞社入社。各クライアントの魅力・特長を踏まえ、結果につながる記事、写真、サイト、動画、SNS、NET広告を展開するのが得意です。