断熱改修リフォームの需要が増えています【札幌市】
北海道のリフォーム・リノベーションには断熱改修が欠かせません。内装や外装をキレイにするだけの「お化粧リフォーム」も見かけますが、後から寒さの問題で後悔したというオーナーの声は切実です。ここ数年は、地価と住宅資材価格の高騰によって、土地購入+マイホーム新築のトータル費用が大幅にUPしているのが現状。札幌圏では土地の広さやエリア、住宅の大きさにもよりますが、一般的に1,000万~2,000万ほどの増額となっています。数十年前は3,000万ほどで購入できたところが、4,500万になった、という感じですよね。そんな中、中古住宅を購入してリフォーム・リノベーションするマイホーム取得の需要が確実に増えています。
今回は札幌市西区で築47年のご実家を、断熱リフォームして住み継いだSさん宅の取材報告です。
写真はiezoom+スタッフでライターの松永(奥)と奥さま(手前)。Sさんファミリーはご夫婦と小学生のお子さん2人の4人家族。子育てしやすく、家事動線に優れた間取りと、ナチュラルな中にブラックアイアンを効かせたインテリアが素敵なお宅でした。約半世紀も経った住宅とは思えない快適さと美しさです。
こちらは工事前の様子。内部の壁を剥がしてみると、長期間に及ぶ漏水によって構造体や断熱材、屋根裏にもカビや腐れが見られました。
柱や間柱を交換・補強し、断熱材も高性能グラスウールを隙間なく充てん。ブレイン札幌の断熱リフォームは、佐藤社長の長年の経験から、その辺りの心配事もすべて解消されていました。
まるで新居と見まがうような、開放的で明るい空間が広がります。
室内窓の向こう側には広い室内物置があって、アウトドアグッズをはじめ、衣類や道具類が収納されています。採光と通風の役割も果たしています。
キッチンは仕切り壁を取り払ってオープンな対面式に。コンロスペースからもLDの様子が見渡せます。奥さまこだわりのキッチンや水回りについては、iezoomの記事で詳しくご紹介予定です。
Sさんのように、マイホームを持つ際は、家族の思い出が詰まった住まいを、しっかりとリフォーム・リノベーションして住み継ぐという選択肢もあります。その際は、依頼する会社さんがどんな工事をしているのかも、オーナーが会社選びをする際の大きなポイントになってきます。リフォームは新築よりも手間がかかり、現場の技術や経験値も要求される工事です。特に断熱リフォームを丁寧にやっている会社さんは、その技術やこだわりを潜在顧客に伝えることが大切になってきます。iezoom+はその方法を会社さんと一緒に考え提案し、発信しています。
iezoom記事はこちらから 築47年の実家を予算内で快適・断熱リノベーション 札幌市S邸
チーフ・ディレクターの松下です。20代に出版社勤務→子育て→古巣で住宅ライター→現在に至ります。空間づくりに興味があり、半年間家づくりの職業訓練を受けた経験があり、大工さんへのリスペクト大です。今のモットーは「できません」を言わないこと。まだまだ自分を諦めずに挑戦したいと思っています。仕事を通じて住宅会社さんや、これから家づくりを考えている方たちのお役に立てると嬉しいです。